おすすめ映画16選(戦争編)
映画は1作観るとだいたい2時間かかります。
それだけ時間がかかるのに、「全然面白くなかった…」とがっかりすることありますよね。
逆に素晴らしい作品を出逢えたときの感動は一度味わう忘れられません!
世の中では映画は年間1000作品以上制作されていると言われており、そんな膨大な作品から良作を見つけるのは難しいと思います。
そこで、映画が大好きな私が自信をもってオススメできる作品をご紹介します!
アンダーグラウンド
1941年、ユーゴスラビアはナチス・ドイツに侵攻され、ナチスによる占領は半世紀の長きに渡って続いた。そんな旧ユーゴスラビア動乱を描いた作品。
占領支配に抵抗するために結成された非正規軍(パルチザン)に参加した武器商人マルコは、祖父の地下室に弟やクロの妻などをかくまい、武器を作らせ始める。
やがて終戦を迎えるのだが、それを彼らに知らせずに地下生活を続けさせ、自身は新政府の中でのし上がっていく。
こちらは約3時間。完全版もありますが5時間の長尺ですので、まずは171分版の視聴をオススメします。
縞模様のパジャマの少年
第2次世界大戦下のドイツ ベルリン、強制収容所のフェンス越しに芽生えた幼い少年たちの友情を得難い物語。
ユダヤ人強制収容所の重役を父にもつ少年ブルーノは、有刺鉄線で囲まれた奇妙な農場を見つけ、縞模様のパジャマを着た少年シュムエルと出会う。
そして、2人は互いの素性もわからないまま、友情を育んでいく。
遠すぎた橋
1944年9月、オランダからドイツにかけての5つの橋を占拠すべく連合軍のマーケット・ガーデン作戦が開始された。しかし、その作戦は無謀そのものだった。
その全貌をオールスター・キャストで描いた大作で、巨費を投じた戦闘シーンや空挺部隊の降下シーンなどは迫力充分。
ダンケルク
1940年、フランス北端の海辺の町ダンケルクに追いつめられた英仏40万の兵士たち。はるか海の彼方、共に生きて帰ると誓った3人。限られた時間で兵士たちを救い出すために、ドーバー海峡にいる全船舶を総動員した史上最大の撤退作戦が決行される。
民間船をも含めた総勢900隻が自らの命も顧みず一斉にダンケルクに向かう中、ドイツ敵軍による陸海空3方向からの猛攻撃が押し寄せる。
ジョジョ・ラビット
第二次世界大戦下のドイツ。心優しい10歳の少年ジョジョは、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になろうと奮闘していた。
しかし、ジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から”ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられてしまう。そんなある日、母親とふたりで暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女がこっそりと匿われていることに気づく。
太白山脈
第二次大戦が終わり、日本の植民地支配から解放された朝鮮半島。しかし、共産主義と資本主義のイデオロギー対立から朝鮮戦争へと進んでいくことになる。
1948年朝鮮戦争が勃発するまでの2年間を描いた作品。
左翼勢力が支配していたポルギョの町は政府軍の侵攻によって右翼勢力の支配下になる。そこでは左翼の協力者への報復行為が行われていた。教師のキム・ボムは同じ民族同士が血を流しあうような悲劇をなんとか止めさせようと奔走する。
みかんの丘
ジョージア国内にある自治国「アブハジア共和国」が舞台。
1990年代初頭、ジョージアから独立したいアブハジア分離主義勢力とジョージア政府軍による激しい紛争が起きていた。
そんな紛争の最中、とあるみかん農家は、2人の負傷兵を一つ屋根の下で世話することを決める。
一人はアブハジアを支援するチェチェン兵、もう一人は敵側のジョージア兵だった。
キリング・フィールド
カンボジアでの最大の悲劇は、この映画が描いている1973年のカンボジア内戦ではないだろうか。この内戦では、反乱を恐れたポルポト政権下、秘密警察「テンテバル」によって教師などの知識人を中心に大虐殺が行われた。
キリングフィールドはその大量虐殺が行われた処刑場を総称した英語。
本作はアメリカ人ジャーナリストと現地助手の友情物語を通して、内戦の恐怖をリアルに描いている。
アルジェの戦い
1954~1962年にかけて、アルジェリアによるフランスからの独立戦争を描いた作品。